鍼灸臨床において頭痛はよく来院される症状の一つだと思います。
臨床ではレッドフラッグの症状を見逃すことが危険な症状ですが緊張型頭痛の頭痛は鍼灸においては非常に効果の高い症状の一つだと思います。
鍼灸師としてはしっかり鑑別を行い刺鍼をしていければと思います。
※危険な症状は絶対見逃していけません。頭痛は常に疑いながら臨床に臨むといいと思います。
【刺鍼法】
- 刺鍼は後頭下筋群、咀嚼筋(側頭筋、咬筋)、三叉神経分岐部です。
- 刺鍼は側臥位で行います。
- 後頭下筋群は上頭斜筋、大後頭直筋に刺鍼をします。
- 環椎の横突起を目安に上頭斜筋を狙い刺鍼をします。
- 側頭筋を水平刺に近い角度で頭皮に沿わせるように刺鍼を行います。
- 三叉神経分岐部を耳前にとり刺鍼をします
- 咬筋の圧痛点を刺鍼します
緊張型頭痛の鍼治療のおすすめ書籍
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
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