変形性膝関節症などに機能改善を目的とした電気鍼

変形性膝関節症の方は非常に多く鍼灸院に来院されることも多いと思います。

臨床では症状は多岐にわたることが多く患部の症状に対してのアプローチは様々なやり方があると思います。

動画のアプローチ法は痛みの患部に直接刺鍼するようなやり方ではなく変形性膝関節症の方に多い大腿四頭筋の委縮に対してのアプローチになります。

特に内側広筋はうまく使えないような状態になっていることが多く電気刺激により使いやすくすると運動療法時にうまくいくことが多いです。

 

※今回のやり方はピコリナのモジュレーションモードを使ったやり方になっています。EMSなどの機械でも使いようではうまくいくと思います。

 

【刺鍼法】

  • 仰臥位で刺鍼をしていきます。
  • 刺鍼は大腿四頭筋のうち内側広筋、外側広筋に刺鍼をします。
  • 内側広筋には筋の促通をする設定で電気鍼を行い、外側広筋は過緊張になっていることが多いので筋ポンプを行います。
  • 設定は動画をみてもらうとわかりやすいと思います。
  • 電気鍼が終了後に運動療法(パテラセッテイング)などを行うと効果的です。

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