腰方形筋は腰痛では問題になることが多く刺鍼をすることも多いと思います。
下部肋骨につき前鋸筋などと筋連結をしているのも臨床的には重要。
呼吸にも関係しているといわれ上位交差性症候群などの場合の際腰痛が起こるのにも関係する。
触察の練習からご紹介しています。
刺鍼法
- 側臥位で行う
- 側臥位で両下肢をベッドから降ろします。こうすることで骨盤帯の下制をおこします。
- 腰部に手を当て、両下肢をベッドに戻します。
- この時骨盤帯の挙上が起こるので腰方形筋の収縮が起こります。
- この位置を確認し起始部、停止部に近いところにモーターポイントが多いので刺鍼します。
- 2本刺鍼するもしくは他の筋に1本刺鍼し通電します。
- 回復期では5Hzで筋ポンプを起こし、急性期では100Hzなどで通電します。
- ※収縮をさせて腰方形筋を触察する場合は練習で行うようにしましょう。急性期の患者様では痛みを伴うので禁忌です。
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
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