腰部棘上靭帯、棘間靭帯の電気鍼

ぎっくり腰などの原因になることもある腰部棘上靭帯、棘間靭帯の損傷の多くはL4-L5、L5-S1間に起きやすいといわれています。

動画ではわかりやすくL2-L3間で行っています。L4-L5間で起こりやすい理由は体重が一番のりやすいといわれ、スプラングバック(棘間靭帯、棘上靭帯損傷)は尻もちなどで起こることが多いのでこの部分で起こると考えられます。

自由神経終末を多くあり痛みが感じやすい部分になりますので損傷するとかなりつらい症状を起こすことになります。

鍼灸治療でうまく炎症が収まると症状の変化が起きやすい部位になります。

※刺鍼深度には注意をしましょう。深く刺さないように気をつけてください。

【刺鍼法】

  • 伏臥位で体を丸くするようにした姿勢で刺鍼を行っていきます。(棘間が広がり刺鍼がしやすい)
  • 棘突起間で強い圧痛があるところを探します。
  • 刺入点を決め刺鍼をしていきます。
  • 直刺で刺入をします。
  • 1本目の鍼を中心に近傍にやや斜刺で2本刺入します。
  • 微弱電流で通電を行います。(靭帯には基本微弱電流が効果的なことが多いです)

腰部棘上靭帯、棘間靭帯の電気鍼

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