鵞足部の痛みはスポーツ現場だけではなく、意外と一般の方の膝OA(変形性膝関節症)などの場合にも診られます。
伏在神経の問題や鵞足滑液包の炎症なども問題になります。
その中で薄筋は付着部付近では受容器も多いと報告もあり問題になる事も多い筋肉です。
内側の膝の痛みには鑑別が必要な筋肉です。
※筋肉刺鍼する際重要なのは触察がしっかりできる事と刺鍼時に深さをイメージができる事になります。
刺鍼法
- 仰臥位で刺鍼をしていきます
- 薄筋を触る際、股関節最大外転位、軽度伸展位、膝軽度屈曲位で鵞足部を覆うように後方に指をあてます
- その状態で膝関節を伸展させます
- 薄筋が緊張してくるのが触知出来ます
- この時に痛みがあれば薄筋由来の鵞足炎などを疑います
- 薄筋を確認出来たら刺鍼をします
- 電気鍼の設定は動画内で説明をしております
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
YouTubeやblog、note、Twitter、Instagramで鍼灸について発信しています。
この記事へのコメントはありません。