広背筋は背中全体を覆うほど大きな筋肉で筋の緊張が強くなると腕の上りが悪くなりいわゆる広背筋症候群などの肩の痛みの原因になります。
好発部位は第12肋骨の下方になります。関連痛領域は腹部外側や肩関節前面や側面に放散痛を出します。
※刺鍼をする際は必ず研鑽をしましょう
刺鍼法
- 側臥位で刺鍼をしていきます。
- 肩関節屈曲位で内外旋を繰り返し、内旋での筋収縮を触知します
- 繰り返すことにより大円筋との境が触知出来ます
- 広背筋を触知が出来れば下部に触れていきます
- 肋骨下部で硬結を探します。筋の走行に対し直角になるように押し当て硬結を探します。
- 索状の硬結が見つかれば刺鍼をしていきます
- 硬結に対しやや斜刺で刺鍼します
- 関連痛領域に特有の響きがあればトリガーポイントに刺鍼ができたとします
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
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