大腿部の打撲はスポーツ外傷では多く地域によってはももかつ、ももかん、チャーリーホースなどの呼び名でいわれています。
急性期で鍼灸にくる場合も多く臨床ではよく診る外傷です。
無理に患部に刺激をいれると骨化性筋炎なるリスクもあるといわれるので患部には避けておくべきだと思います。
※刺鍼の際は普段からの研鑽が重要なので意識をして研鑽をしましょう。
刺鍼法
- 打撲部位を範囲で確認します。広い場合や狭い場合など入念なチェックが大事です。
- 打撲部位から1.5~2センチ外方を囲むように刺鍼をします。(誘導法)
- 大腿筋膜張筋に刺鍼。(大腿筋膜張筋は外側広筋などを包む大腿筋膜の緊張を調整するため、大腿筋膜張筋の緊張がゆるむと内圧が下がりやすい)
- 打撲部に微弱電流を通電(設定は動画を参照してください)
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
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