棘上靱帯、棘間靱帯は自由神経終末や血管も多く分布されており痛みの原因になりやすい靱帯です。
脊柱の静的安定に関与しているため多裂筋などの動的安定性が低下することによって負荷が高くなり痛みが出ることがあります。
またコンタクトスポーツで転倒などにより過度の屈曲力がかかることによりスプラングバックが起こることもあります。
短い鍼を使うことによって神経損傷などもリスクが低くなるためセイリンDタイプなどを使用することがおすすめになります。
※撚鍼法は無痛でするには少しコツがいりますが練習をすれば簡単にできるようになると思います。
【刺鍼法】
- 棘突起間を確認します
- 胸椎高位では棘突起は下方を向き下部腰椎では水平に近い角度になります。
- 刺鍼する高さの椎体に合わせて刺鍼の角度を決めます
- 撚鍼で刺鍼をします
- 浅い深度では棘上靱帯になります。深い深度では棘間靱帯へのアプローチとなります。
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
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