胸腰椎移行部は腰背部の痛みには非常に重要な部位になります。
いわゆる猫背といわれるものの中で胸椎の伸展ができない場合などは胸腰椎移行部の可動域が低下していることが多いです。
その場合、椎体の安定性に寄与する多裂筋に負担がかかりトリガーポイントが形成されることがあります。
関連痛領域は腰背部に幅広く広がります。
刺鍼法
- TH10~L2の棘突起の近傍に圧痛を確認します。
- 圧痛を軽く押圧すると関連痛領域に放散痛があるかを確認します刺鍼は棘突起から椎体に滑らせるように刺鍼をします
- 最後にやや外方に刺鍼方向を変えます
私見ですがこの部位にトリガーポイントが形成されている若年者は消化器に負担のかけている生活をしていることが多いと思う
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
YouTubeやblog、note、Twitter、Instagramで鍼灸について発信しています。
この記事へのコメントはありません。