筋緊張型の頭痛は有病率は20%ともいわれていて5人に1人いる計算になります。
実際鍼灸臨床では来院されることが多くアプローチをする事も多いと思います。ただ、肩こりなどの主症状がある方が多く頭痛の有無を訴えられない方もおられるので問診が重要です。
頭痛の中には危険なレッドフラッグの症状がありますので見逃しは危険になります。
※鍼灸臨床で大事な事はレッドフラッグを見逃さない事です。疾患名を当てる事よりレッドフラッグを見逃さないようにして専門機関に搬送できるようにしましょう。
【刺鍼法】
- 側臥位で行います。
- 後頭下筋群を狙い刺鍼をしていきます。
- 側頭骨の乳様突起と下顎骨の下顎角を結んだ線の中点を確認
- 中点よりやや後方に環椎の横突起を触診する
- そこからの刺鍼をすると上頭斜筋になります
- 上頭斜筋の刺鍼点より1.5cm内方の点が大後頭直筋になります
- 側頭筋のトリガーポイントを狙って刺鍼をします
- 咬筋のトリガーポイントを狙って刺鍼をします
筋緊張型頭痛にオススメな本
鍼灸師、柔道整復師の陣内由彦です。
セイリン、伊藤超短波公式セミナー講師
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