眼精疲労の鍼灸治療の一例

眼精疲労は現代社会では不定愁訴の一つとして症状を感じている人は非常に多いといえます。

鍼灸治療は侵襲性も少なく症状の軽減ができる一つの方法だと思っております。

眼窩内刺鍼などもありますが眼窩外でも十分効果を発揮できることもありますので是非参考にしてみてください。

※必ず練習をしてから刺鍼をするようにしてください。

刺鍼法

  • 後頭下筋群、僧帽筋上部、頬骨眼窩動脈部、眼窩上動脈部、滑車上動脈を狙い刺鍼します
  • 仰臥位で後頭下筋群を確認します。後頭下筋群は眼球運動と密接に関係しますので眼球をしてもらうと後頭下筋群の収縮を触知することができます。
  • 確認ができれば刺鍼します。
  • 仰臥位で掴み押手で僧帽筋上部に刺鍼します。
  • 頬骨眼窩動脈は外頸動脈の枝で眼輪筋を栄養するため刺鍼します。
  • 眼窩上動脈部、滑車上動脈は内頚動脈の枝で内頚動脈は眼球を栄養するので刺鍼します。
  • 血管付近に刺鍼することで軸索反射を誘発し血管拡張を促し血流を改善します。

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