大腿二頭筋の運動鍼

大腿二頭筋はハムストリングの外側にある筋肉です。

陸上競技などのスプリント系の競技では肉離れなどを起こしやすい筋肉です。

肉離れだけではなくスポーツの分野では『ハムストリングが張る』という事は多発します。

そんな時に原因筋が大腿二頭筋の場合よく私がやる手技になります。

※運動鍼は非常に有効なアプローチですが折鍼のリスクはあります。使用する鍼は太いものを使う、筋の収縮時には刺入しないなどのリスク管理も重要です。

研鑽も重要なので必ず練習をして行いましょう。

 

刺鍼法

  • 大腿二頭筋をストレッチをして自覚的に一番張る部分を確認します。
  • 大腿二頭筋を少し緩めた状態で最も張る部分に刺鍼します。
  • 少し鍼を雀琢して響かせます
  • 響いたら皮下まで鍼を引き抜きます(鍼を全部抜かない)
  • 引き抜いたら大腿二頭筋をストレッチします(この時筋の動きで鍼が動かないのを確認します)
  • 最大伸長位でもう一度刺入し、雀琢し響かせます
  • 響かせたら鍼を引き抜きます(鍼を全部抜かない)
  • その後ストレッチをします
  • この操作を繰り返します

 

関連記事

  1. 凍結肩(五十肩)の運動鍼

  2. 中間広筋の電気鍼

  3. 上殿皮神経を狙った運動鍼

  4. ハムストリング肉離れの回復期の電気鍼の設定

  5. 座位で行う椎間関節部の運動鍼

  6. 大腿二頭筋短頭の電気鍼

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。