足根洞刺鍼

足根洞症候群を代表とする足根洞周囲の問題は足首の慢性的な問題で多く起こります。

捻挫などの後遺症で起こることもありますがハイヒールなどを履くことにより負荷がかかり問題が起こることもあります。

慢性的な足首の痛みの際には各種の靭帯の検査とともに足根洞の圧痛を確認することも重要です。

足根洞症候群を起こしている方は足首の捻挫の治療を途中でやめた方、リハビリをしなかった方も多くおられますので専門医との提携も重要になることもあります。

その点は留意してください。

刺鍼法

  • 外果の前下方にあるくぼみを確認します。
  • その点に圧痛があるかを確認します。
  • 刺鍼をする場合では足根洞に沿って刺鍼を行っていきます
  • 載距突起後方に足根洞が開口(距骨溝)するので刺鍼の方向を定め刺鍼します

※足根洞は自由神経終末が豊富なため粗雑な手技を行うとかえって炎症を助長をするケースもあるため愛護的な手技を心がけてください。

また普段からの研鑽が重要なため研鑽を行うようにしてください。

関連記事

  1. 腸腰筋刺鍼!仰臥位での刺鍼法

  2. 緊張型頭痛の鍼治療

  3. 長腓骨筋のトリガーポイント鍼治療

  4. 頸部神経根パルス

  5. 仙腸関節部への刺鍼

  6. 棘上靭帯、棘間靭帯への刺鍼

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。